(概要)
 地方創生を進めるための客観的な地域経済データ提供システムとして「RESAS」が使われている。本フォーラムは、RESASやビッグデータなど、新しいテクノロジーやデータの登場をどのように受け止め、地方創生に生かしていくのか?という視点から、石破大臣、平副大臣、小泉政務官の3人全員が登壇し、講演・パネルディスカッションなどを行った。
 特に、小泉政務官がモデレーターを務めた「ビッグデータで未来を変えられるのか!?」のパネルディスカッションでは、地方創生のモデルとして紫波町のオガールプロジェクトが紹介され、そのモデル性を支える要素がFacebookの企業成長・イノベーションの要因と共通することが指摘されるなど、興味深い示唆・視点が提供された。また、新潟県の佐渡島で実践されている、学校の廃校を利用した日本酒づくりのプロジェクト「学校蔵」も紹介され、持続的な地方創生にむけて、地域の多様な担い手(行政、事業者、地域、外部からの交流者など)を巻き込んだ取り組みの重要性についても言及された。さらに、ビッグデータ特区のような制度・手法を用いた大胆なチャレンジに取り組む自治体・地域があれば、その登場に期待するとともに、登壇者もふくめて多数の関係者による協力が得られるのではないか、といった構想も提示された。
 RESASやビッグデータなどの大量な情報・データを、地方創生にむけてどのような視点、方向性で意味づけを行い、分析をして、未来に向けた戦略づくりに役立てていくのか、具体的な実践、応用のチャレンジが求められている。

(趣旨)
「ビッグデータが変える、地方と国の未来」
 国は地方自治体の様々な施策を支援する「地域経済分析システム(RESAS)」の提供を始めました。RESASを活用することで、自治体職員がデータに基づいた政策を立案したり、 住民の方が自分の町の状況を分析したりできるようになります。実際に住民の方が分析結果をインターネットで公開したり、RESASを活用して地域について語り合ったりするなど、新たな動きが出始めています。「地方創生☆RESASフォーラム2015」では、国・自治体、民間企業、学識経験者が一堂に会して議論を交わします。

(プログラム)
1.開会挨拶
  閣府大臣補佐官  伊藤 達也

2.基調講演
  「地方から創生する我が国の未来~RESASの可能性~」
  地方創生担当大臣 石破 茂

3.パネルディスカッション
  「ビッグデータで未来を変えられるのか!?」
     NHK 報道局 遊軍プロジェクトディレクター 阿部 博史
     リクルートホールディングス
     Recruit Institute of Technology
          Head of Institute 石山 洸
     尾畑酒造株式会社 専務取締役 尾畑 留美子
     統計家  西内 啓

     モデレーター 内閣府大臣政務官 小泉 進次郎

4.自治体によるRESAS活用事例発表
   内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 参事官 五十嵐 智嘉子
   東京大学 工学系研究科 教授 坂田 一郎
   経済産業省 地域経済産業グループ 地域新産業戦略室 調査企画官 山田 雄一

5.特別講演
  RESASの第Ⅱ期開発(1次リリース分)の説明
  内閣府副大臣  平 将明

6.特別協賛講演
  地方創生とキャッシュレス化政策
   ビザ・ワールドワイド 取締役次席代表 松田 典久
  観光・交通ビッグデータのもたらす変革
   ナビタイムジャパン 交通コンサルティング事業
   チーフエンジニア  太田 恒平
  地域経済を見る「新しい視点」
   帝国データバンク
   執行役員兼顧客サービス統括部長 稲見 保

(出典:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/resas/pdf/h27-08-18press_forum_seminar.pdf)
                       
                           (以 上)