1.事業概要
 日本唯一のシティマネージャーを置く大阪市北区。地域の魅力向上事業の一環として、「未利用地の有効活用などを通じて効率的・効果的な官民協働の仕組みづくりの研究」を行うことを目的に、新たな研究会がスタート。地域における新しい公民連携をどのように推進していくのか、各分野の学識者・専門家・実務家が知恵を絞る。

(研究会メンバー)
○天米 一志
 株式会社五星パブリックマネジメント研究所 所長兼主席研究員
○武田 重昭
 大阪府立大学 生命環境科学研究所 助教
○松村 勉
 大阪府立大学21世紀科学研究機構 観光産業戦略研究所 所長補佐
○藏田 幸三
 一般財団法人 地方自治体公民連携研究財団 企画開発部長
 
2.事業の目的
 北区には、住んでいる人、生活している人、働いている人、学んでいる人、遊びに来る人 その他目的を持った人など、まちと様々な関わりを持つ人がたくさんいらっしゃいます。
 みんなで“ワクワク”するような北区をつくることで、 北区に関わる皆さんの「このまちが好き」「 住みたい」「 働きたい」「学びたい」「薦めたい」という気持ちを高め、多くの「北区ファン」を募り、「みんな」が主役のまちづくりを目指しています。

3.主な取り組み内容
 “ワクワク” するような北区をつくる・北区の魅力を高めるプロジェクトの実現に向けて、様々な分野の感性豊かな委員で構成される北区プロデュース委員会の設置や、各種事業を推進・実現化する取り組みを行っています。

(1)北区の魅力を再生・生み出す事業の推進
  区内には、歴史文化や身近な自然など様々な魅力資源が点在しています。ただ、こうした資源は、区に関わる方全体にあまり知られていない状況です。そうした既存の魅力資源を再生・活用するとともに、新たな資源を生み出すことで「“ワクワク”するような北区」づくりを実現する事業の推進に取り組んでいます。また、こうした取り組みは単発で終わらせるのではなく、継続することが重要であると考えています。そのためには事業評価を行う仕組み、官民協働による仕組みづくりを基本に検討を行っています。

(2)主な取り組み

1)「北区プロデュース委員会」
 北区の地域資源を活用したユニークで創造的な事業を通して北区の魅力を発信し、まちづくり活動への区民の参画を促すことで新しい価値(例えばコミュニティビジネスなど)の創造とその担い手の育成を図るため、業務受託者により設置されたものです。
 委員の豊かな知識と経験をもとに、推進する事業をより魅力的に、区民満足度・幸福度の高いものとするために、様々な視点から議論を行っています。

2)「地域資源の有効活用に向けた研究会」
 地域資源を有効活用するため、ICTやPPPの手法を研究する研究会を設置しています。ICT活用研究会では、ICTを活用した新たなサービスを創造する具体的な取り組みに向けて、そのフレームワークを行う予定です。PPP手法研究会では、未利用地の有効活用などを通じて効率的・効果的な官民協働の仕組みづくりの研究を行う予定です。

3)「魅力発信サポーター」
 北区の魅力を高める取り組みや、北区の魅力(ひと・もの・食・場所)などを発掘し、ホームページやフェイスブックなどを活用した情報発信などに取り組んでいます。
 集めた情報は、北区の魅力が詰まった印刷物「(仮称)きたくナーレ2013BOOK」として取りまとめ、北区の魅力を情報発
信するイベント「(仮称)きたくナーレ2013」も行う予定です。

4)「その他」
 様々な人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『交流サロン』の開催なども企画しています。また、本事業の成果などを発信するためのPR イベント、テーマ性のある講演会、その他官民協働による取り組みなどの情報発信も適宜行う予定です。

(出典)
第1回研究会配布資料および大阪市北区HPhttp://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000211657.html