西予市/6月24日まで受付/卯之町まちづくりPFI

愛媛県西予市は、PFIで実施する卯之町「はちのじ」まちづくり整備事業を公告した。募集要項に関する説明会を19日に開催し、20日から6月17日まで個別対話を行う。参加表明書は同24日午後3時まで、企画提案書は、競争的個別対話(1次審査)を経て、9月23日午後3時までそれぞれ企画財務部総合政策課で持参により受け付ける。業務要求水準審査や外部有識者による評価・講評、プレゼンテーションやヒアリングを経て、10月中旬に優先交渉権者を特定する。12月下旬に基本協定、2017年3月下旬に契約を締結する。
契約期間は契約締結から30年後の3月末まで。企画設計期間は17年4月から18年3月まで、整備・開発期間は同4月から20年9月まで。同年10月から維持管理・運営を開始する。事業方式は、応募事業者が提案し、市との協議により決定する。予定対価は59億7000万円(税込み)。
応募事業者の参加要件は、複数の法人などで構成する連合体。特別目的会社(SPC)に出資する構成企業は、市の入札参加資格者名簿に登録されていることを条件とし、未登録の場合は、資格審査申請に必要な書類を提出する必要がある。
応募者は、事業の特性や事業内容を勘案し、10年以上の実務経験がある経験豊富なプロジェクトマネージャーを選任しなければならない。設計業務担当者は、15年以内延べ2000㎡以上の複合施設と整備面積3000㎡以上の設計業務の履行実績を必要とする。建設業務担当者は、5年以内に建築面積2000平方以上で、2階建て以上の建築施工実績があること。維持管理業務担当者は、今回の業務の対象施設と同等以上の維持管理経験が5年以上あること。運営業務担当者は、今回の事業と各運営業務と同等以上の規模の運営経験が3年以内にあること。セルフモニタリング担当者は、設計と施工管理の実務経験が5年以内にあり、プロジェクトマネージャーの兼任を可とする。
事業内容は、「JR卯之町駅」「卯之町商店街」「卯之町の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)」「旧宇和病院跡地」を一体的な空間として位置付け、包括的なエリアマネジメントの視点で、民間活力を導入し、まちづくりを進める。
詳細は、JR卯之町駅の機能を含む公共施設整備として、道路や公園、駐車場、図書館機能、子育て機能、高齢者福祉機能、ジオパークPR機能を設ける。卯之町商店街エリアの整備では、歩行者の安全確保や空き店舗の利活用を図る。さらに駐車場や憩いの空間、案内サインを設置する。重要伝統的建造物群保存地区では、防災機能を充実させるほか、建物(先哲記念館など)や街路の修景、空き家を生かした魅力化事業(住む、泊まる、学ぶ、起業する)を展開する。このほか、旧宇和病院跡地エリア(宇和町卯之町1-246-1ほか。敷地面積1万7000㎡)では、▽交流の促進▽健康の増進▽福祉の充実▽産業の創出--をテーマとした複合施設の整備を検討する。
アドバイザリー業務は五星が担当した。

(建設通信新聞 2016年05月13日  10面  面名:中国・四国・九州面より)