ANAセールス、釧路市と連携協定 観光客誘致に協力  

 ANAグループで旅行事業や航空券販売業務を手掛けるANAセールス(東京・中央)は25日、釧路市と連携及び協力に関する協定を結んだ。同社が自治体と連携協定を結ぶのは全国初。釧路市に人員を派遣するなど旅行商品の開発、観光情報の発信を進め、国内外からの誘客に協力する。

 ANAセールスの白水政治社長が釧路市役所を訪れ、蝦名大也釧路市長と協定書に署名した。協定は地域資源を活用した観光振興、地場産品の販路開拓・魅力の発信に資する事業など5項目。

 4月から2年間、社員1人を同市阿寒町行政センターに派遣。阿寒周辺や釧路湿原などの観光資源を活用した高級旅行商品「ANAワンダーアース」の開発、道東道阿寒インターチェンジ開設にあわせ整備が進む阿寒丹頂の里道の駅エリアの魅力向上などを手掛ける。

 同市を最初の連携先に選んだ理由として、白水社長は「北海道東部には湿原、タンチョウ、阿寒湖など素晴らしい観光資源があり、その活力を高める方策を常に考えてきた」と述べた。

(日本経済新聞 2016年02月26日)